下山 悠太

病棟で2年間看護師をしていました。総合内科に勤務しており、主に糖尿病内科・呼吸器内科の患者様をケアしていました。

とても不安でした。在宅看護学実習で援助させて頂いたお客様が医療依存度・介護度共に高く自分にもケアできるか不安だったためです。しかし、実際に就職すると僅かな援助で自立した生活を送ることのできる方々が多いことを知りました。また、病棟勤務と比較してゆったりとした時間の中で少しずつ仕事を覚えられることに安心感を感じ不安は軽減していきました。

知り合いの看護師にご紹介頂いたことや自宅が近かったことがきっかけです。

ご本人様、ご家族様との相互関係の中で一緒に成長し感動を共有できることが訪問看護の醍醐味だと感じます。

例えば、「本当は旅行へいきたい。」という思いを抱えていながらも入退院を繰り返していたお客様がいらっしゃいました。

介入当初はなかなか上手くいかなかったのですが、在宅チームで”どうしたらより良いか”を探し続け、徐々に本来の調子を維持できるようになりました。

先日、2年ぶりに旅行へ行くことができ、帰宅してから楽しそうに思い出話をされる姿をみて”訪問看護師になってよかったな”と嬉しく感じました。

YouTube視聴と読書です。

患者様の多様な価値観を尊重し、誠実に向き合える人になりたいです。

そのために自己研鑽を継続しつつ、息抜きも大切にして心に余裕を持って過ごしていきたいです。